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uemabu

Author:uemabu
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うえだ まなぶ

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e-mail alohaheaven@maia.eonet.ne.jp
 
(関西エリアのみの対応とさせて頂いております)

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この風景を見ておもう

05 23, 2013 | 経年変化

aoguraato

前のblogに書いた僕の育った町の交野に寄り道した時のことで、どうしても書きたかった

事があります。

上の写真の風景がどうしたん?って感じだと思うと思いますが、この場所を見て僕は寂しい気持ち

になりました。

ここは、僕の住んでいた町内のワンシーンなのですが、僕が住んでいた13,4年前はなかった

高速道路が僕の好きだった風景の前にドドーンっと横切っています。

ちょうど真正面の柱の部分には、僕が小学6年間習い続けた少年野球の練習場であった青山グランド

があって、毎週日曜日には背景の交野山(今は見えない)と同じ色の緑の帽子が特徴的だった

青山ジュニアーズの一員として汗を流していました。

それだけでなく、グランドの脇には水路があってカエルを狙ってマムシが泳いでいたり、メダカなんか

もいて、時にはエロ本が捨ててあって、小学生には刺激的な水路だったのを覚えています。

その頃飼っていた犬のロッキーや二代目のマーティーの散歩道でもありました。

さらに、その先には大きな墓地があって、通る度にびびっていたのも良く覚えています。

でも、小1から大学を卒業して社会人になり結婚して神戸に住むまでは、変わらない日常の風景だった

ので、この冷たい感じのドドーンは悲し過ぎました。

右に移っているシャッター付の小屋はびっくりするほど変わらずその場所にたたずんでいて、

懐かしいな~って思うのですが、背景にあった山のシーンが無くなったので、当時素朴に感じた

この小屋も、背景が無機質なコンクリートの壁になると、小屋も素朴さを失い、不思議とただ古い

寂れた小屋に見えてしまう。

この町は青山と言う町名なのですが、肝心な青い山が見えないので何か町も寂しく感じました。

青山ジュニアーズは何処に行ってしまったのかな?

今は住んでいない人間がたまに来て、その時の感情だけで思った事を好き勝手に言うのは無責任

やし今も住まれている方に失礼な事を言ってるのもわかっているのですが、感じたことを言います。

とにかく、高速道路に近づいて思ったのですが、住宅側にいい感じにもっと木や草花を植えて

欲しかったな。

公共仕事のとりあえず感が伝わって来てまったく魅力を感じない。

はっきりいってこの青山に住みたいと思える雰囲気作りが出来ていない気がしました。

そらそうか。

高速道路を作る根本の目的はそんな事じゃないですもんね。

ん~~でも便利になればそれでいいのかな?

でも、色々やり取りされた結果だと思うので、好き勝手言うのはもう止めておきます。

高速道路の向こう側に行ってみたら、まだ懐かしい交野の風景が残っていました。

kousokunoura

落ちてるエロ本をつついてる子供の姿は無かったです。健全!!
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財布で味を楽しむ(1ヶ月後)

04 18, 2012 | 経年変化

以前のブログ 

財布で味を楽しむ

から、1ヶ月以上が過ぎました。

僕の財布の変化なんか興味ないかも知らんけど、どうぞ!!

財布
1ヵ月前(表)

1ヶ月目
1ヶ月後(表)

いいぞいいぞ!

開けた財布
1ヶ月前(中)

1ヶ月後(中)
1ヶ月後(中)

中はまだまだやな。

購入したてで財布の裏を撮るのを忘れてたのですが、なかなかいい感じに変化しているので

どうぞ!!

1ヶ月後(裏)
1ヶ月後(裏)

このART&SCIENCEの長財布は見た目も好きやけど、1ヶ月使ってみて使いやすさに◎

カードや小銭が見やすく出しやすいし、領収書もしっかり分けれるし、札束は一箇所に

あまり入らないけど僕にはぴったしです。

これは、かなりお勧めです!!

財布で味を楽しむ

03 15, 2012 | 経年変化

思いついたので、1日で2つ目の記事に入ります。

今回の東京出張では、財布を買うと決めていました。

今まで使っていた財布は、黒色の牛革で造園の仕事をしだしてから特にダメージが目立ってきました。

今まで使っていた黒い革財布は、味が出るという感じがないので、普段使いはやめて別のものを

買うことにしました。

買うとしたら、前から目を付けていたイルビゾンテの長財布を買うか、ARTS&SCIENCEの長財布。

イルビゾンテの財布は欲しいと思っていたのが店に無く、実物が見れなかったので残念でした。

値段的にもイルビゾンテかなと思っていたのですが、それ以上に熱心に相談に乗ってくれた

ARTS&SCIENCEの店員さんの対応に感激してARTS&SCIENCEの長財布に決めました。

機能性は、一緒に行ったデンプラスエッグの富田さんが同じ財布を愛用していて、間違いなしと

太鼓判を押してくれていたので何も心配なかったのですが、問題は造園屋と言う事。

土をさわりセメントを練り、指紋の細かなところまで汚れが入っていて、現場に石鹸は無いので

汚れを取りきれないまま、財布を持つ事がある。

こんな悩みを店員さんに言う僕もおかしな話ですが、それを真剣に受け止め、一緒に色選びで

悩んでくれました。

新色はじめどの色も素敵な色で、どれもいいと思ったのですが、店員さんの一言「造園屋さんの

持った鋏を入れる革のケース味が出てかわいいですね。

この財布も同じ用になっていくのならかっこいいと思います。

逆に使い込まれた感じを見てみたいです!!」

鋏ケース

まるで僕が経年変化を受け入れた庭を、好きで作っている事を知っているかのような店員さんの言葉。

僕もこの使い込んだ感じは好きで、財布は、鋏ケースほどまでなるのは、行き過ぎな気もしますが

背中を押されベージュに決定しました。

財布

一週間目ですでに少し色の変化が・・・

開けた財布

と言う事で、店員さんの言う造園屋が使う財布の変化を見てみたい!という気持ちにお答えして

すでに1週間経ちましたが、1ヶ月おきの経年変化を記録していきます!!

ちなみに、はじめはもう少しブタさん色でした。(牛革ですけど・・・)

ではスタート!!!!!




来待石とそれを愛する人との出会い

06 16, 2011 | 経年変化

僕は常に造園で使える素材探していますが、その条件として植物との相性がいいもの、

朽ちていく過程が味わいと見れるもの、素材そのものがあまり主張しないもの、などなどです。

そんな思いを理解していつも協力してくれるのが、僕のお客様でもあり信頼のおける良きパートナー

で、たびたびブログでも紹介している石材商社にお勤めの藤原さん。

僕は、以前に仕事で石門柱の依頼を受けた時、藤原さんにまずはデザイン画を見てもらい

色の感じが良くて、加工しやすくて、鉄との相性が良くて・・・(あとは上で書いているような事)

と色々条件を言って藤原さんを困らせてしまいました。

それでも僕の思いを酌んでくれて、使えそうな石が見つかるとすぐに連絡してくれます。

そして、ついに出ました!

島根県産の来待石!!!

サンプルの質感、色(これ重要)も良くて、これは使えそうと思っていた矢先に藤原さんから

「島根まで来待石を見に行きませんか?泊まりで!松江城周りで使われてるし、出雲大社でも・・・

温泉入って、日本海のうまい魚食って・・・」

「いいですね~、もちろん行きます!」と即答でした。

当然、いい仕事をする為の現地調査の出張です。

地元の石工さんや、地域の方々に石の魅力を聞くのも大切な仕事。

それがこれです。

灯篭
自然の風景になじむやさしいブラウン色であり砂岩特有のやわらかさもあります。

1400万年前に形成された凝灰質砂岩で地場産業である国指定の伝統的工芸品、出雲石灯ろうの

原材料として、広く知られています。

また、この凝灰質砂岩の層はとても厚く、世界でもまれな埋蔵地帯でもあります。

水質浄化に役立つ沸石(ゼオライト)を多量に含んでいることも知られています。

これらに二酸化炭素をたっぷり含んだ酸性雨がかかると内部から様々なイオンが出てきて、

空気と結びついて酸化現象を引き起こします。粒子間では粘土化が進みこれらが溶け出すこと

によって空隙ができ、風化状態が進行していきます。

同時に溶け出した鉄分が酸化し岩石は灰色から茶褐色に変わっていきます。

そしてこの空隙に苔類が繁茂します。

そうなっていく事で、侘び,寂びなど日本人の心を打つ趣のある物となります。(一部資料抜粋)

風化が心を打つなんて、まさに探していた素材です。

風化により砂になり、土になり、また石になる。

最近では、自然のものが風化していく事がクレームになったりする時代で、いつまでも綺麗で

メンテナンスフリー、且つ施工しやすいとか何とか言って、でも石やタイルや木の感じは

捨てがたいから、型やプリントの技術でなになに調とかいってやっている商品が増えてるけど、

実際は永遠の物なんかなく、結局、最後は味じゃなくてただの汚れた汚い物になりゴミとなって

処分に困る。

家でもそういう素材を使って建てられる事が多いので、庭で本物の石とか使うと違和感でまくり

のケースを良く見かけます。

なるべく、そう言う仕事はしたくないな~。

お客さん、家の設計士、造園屋が価値観や感性が近ければ、違和感ないものが出来るのに。

似た者同士が集まるって言うから、大丈夫なのかな?

僕がこの石を使う時は、経年変化の良さをちゃんと伝えないと。


そんな変化の楽しめる魅力的な石ですが、着くとさっそく現地の石屋さんの川賀石材の伊藤社長が

「来待石ストーンミュージアム」、「採石場」を案内してくださいました。

来待ストーン

ミュージアム
ここでは、来待石の歴史や昔の石工の仕事を見れていい勉強になりました。

昔を知って今を見る。

続いて採石場に案内してくれました。

採石場
何じゃこれ?山の中に屋上緑化の高層ビル?世界遺産?ぐらいのインパクトとど迫力でした。

大型チェーンソー
今ではこの大型のチェンソーで切り出していくようです。

この場所で石を切り出している職人さんからも来待石の魅力を存分にお伺いする事ができました。

興味深い話は、この山も昔は海の底にあったものなので、切り出した時に貝などの化石が出る事

があるみたいです。

それも夢があるな~!!

色々僕の考えている事を熱心に聞いてくださって、同時に出来る出来ないも教えていただき

すごく参考になりました。

その後は、一日案内してくださった伊藤社長が作られた石明かりなどの作品が並ぶギャラリー

兼喫茶店へ。

看板

宍道湖に面したご自慢のウッドデッキで美味しいコーヒーをご馳走になりながら、社長がして

来られた事をお伺い出来ました。

宍道湖

灯篭が売れにくくなってきた事に危機感を感じ、独自のアイデアと職人としての技術で来待石の

良さを生かした面白い作品を沢山作られていて、今後の僕の庭造りには必要な方だと感じました。

社長
社長かっこよすぎませんか?藤原さんともジャン・レノみたい!!って盛り上がりました。(笑)

夜も僕らの宿泊先の玉造温泉に社長のいきつけの居酒屋があるとの事で、ご馳走して頂きました。

旬の海の幸は食べれるし、しめのラーメンは味しいし目標達成で大満足でした!!

少しシャイに感じられた社長もお酒が入り、エンジンがかかってしまいました。

石や仕事に対する思いが半端じゃない!!

社長が若いとき、世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチ氏に会いに行ったり(というより不法侵入

で無理やりご対面)して手土産までもらって帰るあつかましい!!話とかも聞けて楽しかった。

嬉しかったのは、社長の息子さん達と同年代の僕たちに気が合うって言ってくれた事でした。

藤原さんがいつも言っている、石屋の方は温かい方が多いって言うのは僕も同感です。

藤原さん、伊藤社長、出会った来待の方々、良い旅(×)出張(○)をありがとうございました。

山陰地方もすごく良い所なので、しょっちゅう行けるように、これから来待石の良さを活かした

色々なデザインを造園の枠だけでなく、考えていきますので今後とも宜しくお願い致します。

来待石のうつわ
頂いた来待石を削ってくりぬいた器に花を植えてみました。

はじめに書いた、僕が使う素材の条件に満たしているので気に入って飾っています。



耐火レンガの魅力

10 17, 2009 | 経年変化

0 Comments
僕の提案する庭に欠かせない物のひとつに、レンガがあります。

なぜなら、長く使っていると風化もしますが、植物と絡み合い何ともいえない渋さが出てきます。

石もそうですが、長く使えるし、使うほどに良くなるのです。

レンガは、また、見た目の温かさもあります。

僕のお気に入りは、耐火レンガとして、製鉄所やセメント工場の溶鉱炉で使用していたものです。

溶鉱炉を2.000度の超高温の熱から守るために、 耐火レンガは使われていますが、何十年も過酷な

環境の中で使われた耐火レンガは、新品には無い、深い味わいを持っています。

耐火レンガ
薬剤のようなものがついていたり表情がさまざまです。

耐火れんが2
手前にある湾曲したレンガは、屋根材で使用されていたもので、塀のいちばん上に置いて笠木にしたり、立てたまま床に埋め込んで、床の表情を変えたりと、色々と使えそうです。


玄関ポーチやお庭の通路、駐車場の床に敷けるものもあれば、花壇やちょっとした塀などに適した物

など、色々あります。

ポーチの床
特にこういった商品は、大きさもばらばらで、色もまばらなのが面白いです。

通路
グリーンとの相性も抜群で、馴染むとは、こう言う事だと思います。

レンガポーチ
その他、通気口として使われていた、穴の開いたレンガもあります。


同じものが一つと無いというところが、これらのレンガの魅力で、施工は悩みながらですが、出来た物

には必ず、愛着が湧いてくるのです。


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使うほどに良くなる

09 19, 2009 | 経年変化

0 Comments
僕は、注文住宅の設計をしていました。

他人の家を設計するという事は、お客様と沢山会話し、共感し、信頼を得て成り立つ事です。

お客様との会話の中で、僕は、必ず言っていたことがあります。

それは、どんな物でも、経年変化するということ。

たまに、5年、10年経ってから、新築と同じような状態を保てる物は無いか?と言われます。

もちろん、使う場所や用途で内容は異なりますが、経年変化することは、避けられません。

僕は、それをわかっているので、あえてお客様には、使うほどに良くなるもの、味が出てくるもの

味とみれるもの、を選択するように提案して来ました。

例えば、フローリングです。

床
椅子の足で傷がついたり、日に焼けて色が変わったり。
床引き

僕だけかもわかりませんが、引いて見ても気になりません。むしろ、生活の歴史を感じるし、それは、逆に造ることが出来ません。

最近は、手入れが少なく、いつまでも新しい、美しい、という商品が、うけますが、人工的な手を

入れすぎて、味も出てきません。

僕は、そういうものには、あまり興味がありません。

やはり、自分で手入れをして、いつまでも美しく、長く使う事は、物に対する愛着も湧いてきます。

そういう気持ちで、色んなものに接していけたらいいですね。

人の人生も色んな経験をして、年を重ね、味のある、深みのある人間になっていくのと同じように。

シダ
石積みの上に苔が生え、石のすき間から、シダが自然に生える。

苔
石畳の目地から苔や雑草が自然に生える。

ツタ
昔の民家の梁だった木に、ツタが自然にはりつく。

ブエナビスタ
おまけ


いずれも、重ねた年月がもたらした、「味」です。


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