プロフィール

uemabu

Author:uemabu
hanauta
ガーデンデザイナー
うえだ まなぶ

・ 住宅・店舗ガーデンデザイン
・ ベランダガーデンデザイン
・ インドアグリーンデザイン
・ ランドスケープデザイン
・ 店舗デザイン設計

e-mail alohaheaven@maia.eonet.ne.jp
 
(関西エリアのみの対応とさせて頂いております)

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク

スポンサーサイト

-- --, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生きる力

01 24, 2010 | インスピレーション

僕は、今年に入ってから造園や園芸、エクステリアの知識を広げる為に、学校に通っています。

大阪の野田に学校があります。

先日、授業が始まる一時間前に着いたので、気になっていた現場が近くにあるから見に行くこと

にしました。

そこは、以前に住宅の設計で僕が担当したお家なのですが、工事前は前面道路が私道でアスファルト

で舗装されておらず、しかも建築に必要な4m道路が取れていないという状況の現場でした。

建築する条件として、道路を4m確保することを条件で、建築することが許されました。

そこで問題が発生したのです。

道路幅員4mをとれない理由は、その道路が私道なので並びの家の道でもあり

庭でもあったからです。

そこにはポンカンの木が植わっていたので、建築する為には木を退かさないといけないのです。

並びの住人の方々の木が道路をさえぎっていたので、交渉は難航しました。

それでもお客さんは家を建てたい一心で、何とか移設する方向で説得されました。

でも僕は、移設ということに少し気が重くなりました。

大きな木は、根が深く横にも広がっている為、移設する時にはどうしても根っこを切断してしまう

ので、切った瞬間から、立ち枯れが始まります。

移動する時期的なタイミングも重要ですが、建物の工事時期をその為にずらす訳にも行かなかった

ので、枯れる可能性もあることをきちんとお伝えして、祈る思いで木を動かしました。

水鉢という盛り上がりを幹のまわりに作り、水を吸収しやすくしたり、支柱で木を固定して、毛根が

切れないようにしたりと最善をつくしました。

建物の工事中は、木が枯れる気配も無く良かったのですが、正直その後が気になっていたのです。

工事が終わって三年弱のポンカンの木の姿です。


ポンカンの木1
今はアスファルトになった道路の先に現場があります。左のポンカンの木には実が沢山なっていました。


この地域は、松下幸之助さんの創業の地で近くの公園に記念碑がありました。


道
碑石は同氏生誕の地の和歌山の緑泥片岩で造られています。この有名な「道」の文章を読み
力をもらって帰りました。


ポンカンの木も生きる力をこの地からもらったのかも知れません。

それと、大阪市の住宅とビルが密集するこのような場所だからこそ、緑が必要で緑を大切に

育てているから、その方々の思いが伝わったのかも知れません。

ポンカンの木2


↓クリックありがとうございます

« シンボルツリー 日本の古くからある慣習 »

- Trackbacks
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。